黒酢に含まれる成分は?-黒酢の成分-

黒酢が健康食品として優れた面を備えているのは栄養価が高く、健康・美容に幅広く働きかける成分が豊富に含まれているからです。それだけに黒酢にはどんな成分が含まれ、どういった働きが期待できるのかを知っておけばますます有効に活用していくことができるはずです。

黒酢にはアミノ酸やクエン酸の含有量が他の酢よりも豊富に含まれている

まず黒酢の一番の特徴といってもよいのがアミノ酸。他の酢と比べてもアミノ酸の含有量が多いのが大きな特徴となっています。

 

とくに大事なのが必須アミノ酸を効率よく摂取できる点で、全部で9種類ある必須アミノ酸のうちスレオニンを除く8種類が含まれています。

 

この必須アミノ酸とは体内で合成することができず、つねに食事やサプリメントなどで外から補い続ける必要があるもので、不足すると体のメカニズムにさまざまな影響を及ぼすことになってしまいます。そんな大事な成分を効率よく摂取することができるわけです。

 

それから酢酸。お酢に含まれている特有のもので、摂取されると体内でクエン酸に変化します。クエン酸は体内において「クエン酸サイクル」とも呼ばれるエネルギー生成と疲労回復のメカニズムに大きく寄与しており、健康を維持するのに必要なエネルギーの生成を促すとともに疲労の原因となる乳酸を分解する働きを備えています。

 

このクエン酸サイクルが正常に機能している人は疲労が蓄積しにくいのに対し、サイクルが滞ってしまっている人は疲労が残りやすく、疲れやすいわけです。

 

さらに酢酸には内臓脂肪の燃焼を促し、血圧や血中のコレステロールの濃度を調節する働きもあるため、高血圧や動脈硬化から糖尿病、脳卒中など生活習慣病の予防・改善にも役立ちます。中高年の男性を筆頭に増えている生活習慣病対策に役立つほか、更年期に入った女性の間でリスクが急増する生活習慣病の予防にも適しています。

現代人に不足しがちなビタミンB群とミネラルが効率よく摂取できる

あとはビタミンB群とミネラル。ビタミンB群といえば疲労回復とエネルギー生成、皮膚や粘膜の形成に欠かせない成分ですが、黒酢にはビタミンB2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸といったビタミンB群に含まれる幅広い成分が含まれています。

 

酢酸とともに毎日の疲労回復・滋養強壮に働きかけてくれます。ミネラルはカルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄分、リンなど。これらは栄養バランスの乱れなど食生活の変化の影響で現代人が不足しがちなものばかりです。

 

このように健康に役立つ成分、日常の食生活ではうまく摂取するのが難しい成分を効率よく摂取できるのも黒酢の魅力です。食事やサプリメントなど、自分なりに賢く取り入れられる習慣を築いていきたいところです。