様々なお酢の種類と特徴-お酢の種類-

黒酢とはおもに玄米(大麦の場合も)を原材料にして発酵・熟成して作られたお酢のことです。わたしたちが一般的に「お酢」といわれて連想するものは白米を原材料にとして作られるため、そもそもの原材料が異なる点が最大の相違点といってもよいでしょう。
なお、白米由来のお酢は4〜6ヵ月程度の期間をかけて作られるのに対し、黒酢は1〜3年間とじっくりと熟成期間を置いたうえで作られるのも大きな違いです。

もっともメジャーなのが穀物を原料として作られる穀物酢

なお、こうした白米や玄米など穀物を主原料として作られるお酢を「穀物酢」と呼んでいます。ほとんどの人はお酢といえばこの穀物酢をイメージするものですし、実際に日々の生活の中で摂取しているのもこのタイプです。

 

まずこの穀物酢について詳しく見ていきましょう。白米から作られる酢では「米酢」と「純米酢」の2種類があります。純米酢とは国産のお米だけを原材料として作ったものです。どちらも白米由来の甘みとまろやかさが特徴となっており、純米酢は加えてコクがあります。

 

さまざまな穀物を混ぜて作られた種類を狭い意味での「穀物酢」と呼んでいます。この場合は白米に加えて小麦、とうもろこしなどが使用されているほか、アルコールや酒かすなどが使用されることもあります。料理でよく利用されているのがこの穀物酢で、料理の素材の味わいを壊さないすっきりとした風味が特徴です。

穀物以外を原材料にした果実酢はフルーティな香りと味わい

そして黒酢に分類されるのが「玄米酢」と「純玄米黒酢」です。後者は国産の玄米だけを使って作られたもので、どちらもコクがあり、独特の風味を備えているのが特徴です。

 

他の酢に比べてアミノ酸の含有量が非常に多い点はよく知られているところです。珍しいところではもち米ともみ殻を自然発酵させて作られる高品質の「香醋」などもあります。

 

穀物以外を原材料にした酢もじつはいろいろとあります。もっとも有名なのはリンゴ酢です。リンゴ果汁を原材料としたもので、やはりフルーティーな風味を特徴としています。

 

穀物由来のお酢は風味にクセがあって苦手、という方もこれなら大丈夫というケースも多いようです。なおこちらも国産のリンゴだけを使った作られた「純リンゴ酢」があります。

 

同じく果物を原材料にして作られたものではブドウ果汁から作られたお酢(バルサミコ酢)があります。ただブドウならではの深みのある香りと味わい、そして他の種類に比べて若干高めの酸度(5〜6パーセント程度)が特徴です。

 

このようにお酢といってもじつはいろいろな種類があります。それぞれの特徴を知ったうえでいろいろと試してみるのも面白いのではないでしょうか。